おしゃれにリノベーションするポイントをご紹介
リノベーションという言葉は聞いたことがあっても、明確な定義までは分からない人も多いのではないでしょうか。そこでまずは似た意味の言葉であるリフォームとの違い、リノベーションのメリットとデメリットをまとめます。その上でおしゃれにリノベーションするためのポイントと注意点をご紹介します。リノベーションをご検討の際はぜひ参考にしてみてください。
Contents
◼ リノベーションとは
リノベーションという言葉は最近よく耳にしますが、具体的にはどのような意味の言葉なのでしょうか。おしゃれにリノベーションした物件やお店の写真を見かけることもあるかもしれません。リノベーションとは、家の間取りや配管まで変えるような大規模な工事のこと。家を一から作り直すイメージなので、自由に設計することができます。
・リフォームとの違い
リノベーションとリフォームの違いは明確に定められているわけではありませんが、リノベーション関連の企業が加盟している団体によると、違う意味合いで使われていることが多いようです。家を一から作り直すような大規模な工事であるリノベーションに対して、古くなった設備や劣化した箇所を元に戻す工事のことをリフォームといいます。例えばお風呂で水漏れが起こったら浴槽の交換やユニットバスのリフォーム、トイレの汚れが落ちにくくなったら便器の交換など。設備の交換と同時に壁や床などの内装リフォームも同時に行うこともあります。
・リノベーションのメリット
劣化した部分を元に戻す工事であるリフォームと違って、リノベーションにはデザインや機能性においてプラスの価値を生み出すイメージ。間取りや配管まで変えてしまうような大規模な工事になるため、家をもう一度設計し直すことになります。その際自由に設計できるのがリノベーションのメリット。ライフスタイルを家に合わせていくのではなく、ライフスタイルに合わせて家を変えることができます。
またマンションをリノベーションする場合、資産価値を高いまま維持できるのもメリットの一つ。マンションは築年数が経過するにつれて資産価値が下がってしまい、約20年を目安に土地の価格と同じくらいまで下がるといわれています。そのため価値を維持するためにもリノベーションしておくことはおすすめです。マイホーム購入時に中古住宅を購入してリノベーションする場合、新築で新しい土地を見つけるよりも物件の選択肢が多いのもメリット。人気のエリアでも物件数が多いため、幅広い選択肢の中から選ぶことができます。
・リノベーションのデメリット
リノベーションにはたくさんのメリットがありますが、リフォームと比べて工事期間が長いことや費用が高いことがデメリットとしてあげられます。部分的なリフォームであれば半日～数日で終わりますが、大規模な工事であるリノベーションは解体から工事、完成まで2ヶ月前後かかることも。着工するまでにもプランの作成や打ち合わせに時間がかかってしまうため、すぐに入居したいという方には向いていないかもしれません。工期が長い分、費用も高くなってしまうため、費用とのバランスを取りながら検討するようにしましょう。
◼ おしゃれなリノベーションのポイント
リノベーションを検討していると、おしゃれな事例を調べている方もいるかもしれません。せっかくリノベーションするのであれば、理想通りのおしゃれな家にしたいですよね。そこでおしゃれな家にするためのリノベーションのポイントをご紹介します。
・統一感
おしゃれにリノベーションするために大切なのは統一感を持たせること。テイストや色味がごちゃごちゃしているとおしゃれな家からはかけ離れた空間に。外観や内装全てに共通するテーマを決めることで統一感は生まれてきます。シンプルモダンや北欧風、フレンチ風、和モダンといったテイストを決めたり、モノトーンやアースカラー、パステルカラーなど色味を決めたり、テーマを考えてみましょう。インターネットや雑誌を見て気になるインテリアを集めていくと、共通するイイメージがあるはずです。
・間取り
おしゃれにリノベーションするためには間取りも関わってきます。家の広さによって実現できないこともありますが、できるだけ圧迫感のない間取りにすることで生活感を隠してくれます。リビングのドアを開けたときにリビング全体が見えるように開けた間取りにしたり、家具の高さを揃えたりと、工夫次第でおしゃれな家になっていくはずです。
・床や壁
床や壁は面積が大きいため家の雰囲気を大きく左右します。床に使用する素材や色は、見た目だけではなく足ざわりや滑りにくさなど暮らしやすさにも直結してきます。壁は床よりも視界に入りやすいため何といっても見た目の印象が大きいですよね。部屋全体を囲っている壁はできるだけ彩度の低い色がおすすめです。鮮やかな色が好きな方や、シンプルな壁紙だけだと飽きてしまいそうだという方は、部屋の一面だけにアクセントカラーを使ってみても良いかもしれません。
・配色
家の統一感を出すためのテーマが決まったら、配色を決めていきます。まずはベースカラーとメインカラー、アクセントカラーの3つを選びます。ベースカラー7、メインカラー2.5、アクセントカラー0.5のバランスが良いといわれているのでぜひ参考にしてみてください。ベースカラーは部屋の大部分を占める色なので、床や壁、天井といった面積の広い箇所に使うのが一般的です。明るい色を選ぶと開放的、暗い色を選ぶと落ち着いた印象になります。メインカラーは家具やラグといったベースカラーよりも狭い面積に使用します。統一感を出すためには、ベースカラーと同じ系統の色にすると良いでしょう。アクセントカラーは小物や雑貨などに使用することで部屋が引き締まった印象になります。
・照明
照明はつい後回しにしがちかもしれませんが、実はさまざまな種類があり、照明を変えるだけで高級感のある家にすることができます。一般的にはシーリングライトが使われていますが、おしゃれな家にするためにはダウンライトや間接照明を選んでみましょう。
◼ リノベーションでの注意点
リノベーションでおしゃれにするポイントをご紹介してきました。次にご紹介するのは、「リノベーションでおしゃれな家にしたい！」という思いが強い方に注意していただきたいポイントです。
・動線や使い勝手も考慮
リノベーションすることが決まったら、おしゃれな家にしたいという意気込みが強くなってしまいがちです。せっかくリノベーションするのであればおしゃれにしたいですが、動線や使い勝手も忘れてはなりません。おしゃれであっても生活動線や使い勝手が悪いと家が居心地の良い空間ではなくなってしまいます。リノベーションする際には、洗濯動線やキッチン内の通路の広さ、照明の明るさなど使い勝手に直結してくるような部分にも注意してプランを決めるようにしましょう。
・予算とのバランス
おしゃれな家にしようと思うと、素材選びでどんどん費用が上がっていくことがあります。設計の段階で特異なことをお願いすることで費用が上がることも。素敵な事例をたくさん見ると理想が高まってしまいがちですが、予算とのバランスも考慮しながらプランを決定するようにしましょう。
◼ 実際のリノベーション事例
こちらは千葉県柏市でパーソナルジムのリノベーションを行った事例です。現地調査の段階では既にスケルトンだったため、ご要望をお聞きした上で仕上がりやレイアウトをご提案致しました。ジムではヨガのレッスンも行われるとのことでしたので、レッスン中にリラックスできるような工夫をしております。また外からの視線を気にせずレッスンを受けられるような間仕切りを設置し、中の様子を確認できるような開口も設けました。
◼ まとめ
リノベーションは間取りや配管まで変更するような大規模な工事のことであり、ただ新しい状態に戻すだけではなくプラスで価値を生み出すような意味合いがあります。設計の自由度が高く物件の選択肢が増えるというメリットがある一方、工期や費用がかかってしまうのがデメリット。メリットとデメリットを考慮した上でリノベーションという方法を取るかどうかを選ぶ必要があります。おしゃれにリノベーションするためには、テイストや色で統一感を出し、間取りや照明などで工夫をすることが大切です。まずはおしゃれなリノベーション事例を見て好みのものを集めていくことをおすすめします。
カラーズ(株)は、松戸や柏を中心にリフォーム・リノベーションを行っている会社です。お客様や住まわれている建物、それぞれに個性があることから社名をカラーズとしております。お客様の生活に鮮やかさを加えられるようなリフォーム・リノベーションを手掛けておりますので、松戸や柏にお住まいの方はぜひお気軽にご相談ください。
一級建築士のいるリフォーム会社「カラーズ」
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一級建築士、宅地地盤調査主任、特別管理産業廃棄物管理責任者、外装劣化診断士、リフォームスタイリストなど、プロフェッショナルの視点から快適リフォーム・リノベーションをお手伝いします。
世界には様々な色が満ちています。あなたの住宅も、その色のひとつです。
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