和室とリビングの一体化リフォームで考えるべきこと|千葉のリフォーム実例を紹介
使わなくなった和室をリビングと一体化するリフォームは、ひろびろ&おしゃれな居住スペースを作ることができます。
ただ和室をつなげるだけでも大きな効果がありますが、動線や家具配置まで工夫するとさらにおしゃれなリビングに仕上がります。
この記事では完全洋室化・モダン和室化などさまざまなパターンの和室一体化リフォーム事例をご紹介。
後半では暮らしやすい間取りづくりの考え方も解説します。
Contents
リビング横の和室、使っていますか?
カーペットなしで座れて寝室にもなる和室は便利な間取りですが、ライフスタイルが変わって使われなくなるパターンも少なくありません。
お子さんが成長したり来客の機会が減ったりして使わなくなった和室は、そのまま寝かせておくのはもったいないです。
リビングと隣接する和室なら、壁を撤去して一体化することで開放感のあるおしゃれな間取りになります。
4.5~6畳がリビングにプラスされるとデザインの選択肢もかなり増え、ライフスタイルにあった暮らしやすい間取りに♪
もしリビング横の和室が眠っている状態なら、一体化リフォームをぜひ検討してみてください。
和室とリビングの一体化リフォーム事例
仕上がり別に、3パターンの和室一体化リフォーム事例をご紹介します。
完全洋室パターン
【リフォーム前】
【リフォーム後】
8畳の和室を完全洋室化してキッチンを移動し、家事動線の良い現代風LDKに生まれ変わりました。
和室の畳を撤去して天井もフラットに作り直し、完全な洋室に作り直します。
新しい対面キッチンは、元和室には見えない新築同様の仕上がりに♪
押し入れは便利なパントリースペースに生まれ変わり、キッチンの収納力と使い勝手を大幅にアップ。
奥行きのあるLDKと対面キッチンの組み合わせで、家族とコミュニケーションしながら楽しくお料理できる間取りになりました。
モダン和室パターン
こちらはあえて畳を残したおしゃれなモダン和室を、間仕切り開閉でリビングと一体化できる間取りに仕上げました。
オープンにすればリビングの開放感が大きくアップし、和室のデザインがアクセントとして機能してくれます。
間仕切りを閉めて個室化すれば、在宅ワークやお昼寝、応接間など多目的に使える便利な間取りです♪
もとは2間続きの純粋な和室でしたが、1部屋はフローリング化して、もう1部屋は現代風にアレンジしています。
あえて和の要素を残し、和モダンテイストのリビングに仕上げるのも素敵なアイデアです。
マンションパターン
こちらのマンションは、縦長リビングの横に和室が隣接するスタンダードな間取りでした。
間仕切り壁を撤去し、畳も撤去してリビングと床面をフラットに仕上げていきます。
和室だったことが分からないレベルの完全洋室に仕上がりました。大きな吐き出し窓が二つになって、リビングの明るさ&開放感もアップ♪
押し入れも襖をクローゼット扉に交換して、違和感のないおしゃれな収納に変身。
【事例詳細】⇒千葉県船橋市S様邸 マンションの間取り変更リフォーム
和室・リビング一体化で考えるべきこと
畳orフローリング
今ある和室をリビングと一体化する際、フローリングにして完全洋室する以外に、一部を畳として残す方法もあります。
畳スペースが完全になくなるとアイロンがけや洗濯物の整理など、意外と困るケースも少なくありません。
フローリングとフラットな埋め込み畳や小上がりスペースなど、畳を残す方法はいろいろあります。
和モダンテイストに仕上げればリビングのアクセントにもなるので、おしゃれな部屋づくりにも役立ちますよ♪
ライフスタイルに合わせて、フローリングor畳を選んでみましょう。
動線
和室をリビングに一体化すると、ただ広くなるだけでなく家具の配置や動線も変化します。
もちろん広くなるので配置の自由度は増えますが、必ずソファやテーブルの配置と動線をシミュレーションしましょう。
例えばソファの配置が変わると、テレビを見ているとき飲み物を取りに行く動線は長くなってしまいます。
玄関に宅配便を受け取りに行く動線、洗濯物を取り込みに行く動線など、普段の移動ルートが不便にならない配置を考えましょう。
新しくドアを設けたり家具配置を変えたりしながら、広くても暮らしやすい動線を確保してください。
断熱性
木造戸建て住宅の和室を洋室化してリビングにつなげる際は、断熱性についてもしっかり考えましょう。
畳の間取りは床下に断熱材が入っていないことも多く、そのままフローリングにすると底冷えしてしまうことがあります。
柱が露出している本格的な「真壁」の場合、洋室の「大壁」より薄いので、外壁に面していると寒さが伝わりやすいことも。
障子がなくなると窓とお部屋が直接つながるので、リビングの冷暖房効率が低下してしまう可能性もあります。
壁・床に断熱材を入れたり、ペアガラスに交換したり、広いリビングになっても快適に過ごせる断熱性を確保しましょう。
収納
今のリビングに物が多くて整理整頓やお掃除が大変な場合は、和室の一体化と同時に収納量も見直してみましょう。
家族全員が過ごすリビングはいろいろなモノが集まるため、意外と収納が足りず乱雑になりがち。
ただ広くしただけだと新しいスペースにまたモノを置いてしまいます。押し入れをクローゼットなどに作り変えて、すっきりおしゃれな空間をキープしましょう。
床面を広く見せるとお部屋の開放感が大きくアップし、おしゃれな雰囲気を演出することができます。
間仕切り
壁や襖を撤去して和室とリビングを一体化する際は、間仕切りの必要性についても考えてみてください。
間仕切りで4.5~6畳前後のプライベートスペースを作ると、趣味や在宅ワークなどさまざまなシーンで活躍してくれます。
逆にプライベートスペースが不要なら、間仕切りなしで完全一体化することで、すっきりひろびろとしたリビングに仕上がります。
どちらの間取りがライフスタイルに合っているか考え、間仕切りの有無を検討してみましょう。
日差し
和室を一体化するとリビングに窓が増えるため、日差しの影響についても予測・対処する必要があります。
例えば西側の和室をリビングにつなげると、夕方の強い日差しが入って暑さやまぶしさが不快感につながるケースも。
テレビが見にくくなったりエアコンが効きにくくなったり、意外といろいろな変化が出やすいです。
遮光カーテンなど内側での対処だけでなく、ルーバー面格子や生垣など外側での対策も考えてみましょう。
まとめ:和室を一体化しておしゃれなリビング空間に♪
リビング横に使っていない和室があるなら、一体化リフォームで広々としたおしゃれな空間に作り変えてみましょう。
開放感がアップしてバリエーションが増えるので、デザイナーズハウスのような素敵リビングを作ることもできます♪
動線や収納にもこだわれば暮らしやすさもアップしますから、今のリビングに不満がある方もぜひ検討してみてくださいね。
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