断熱リフォームを安く抑えるコツ|千葉県松戸市で使える補助金制度
夏の暑さ・冬の寒さ両方の解消に役立つ断熱リフォームは、年々注目度と需要が高まっている工事です。築年数が経っているお住まいでは断熱性能が低いことも多く、対策することで快適性と省エネ性をアップさせることができます。
今回は木造一戸建ての断熱リフォームの種類や、工事費を安く抑えるコツ、補助金の活用について解説します。
Contents
快適性に大きく影響する断熱性能
日本の住宅は断熱性に関する基準が義務化されていないため、新築時の設計によって性能が大きく異なります。数十年前はあまり断熱性能が重視されていなかったため、築年数が経っているお住まいでは壁や床に断熱材が入っていないことも珍しくありません。
このようなお住まいで断熱リフォームを行うと、さまざまなメリットがあります。
- ・外気温の影響を受けにくくなって快適
- ・冷暖房効率が良くなり光熱費削減
- ・お部屋の温度差が少なくなって健康的
上記のような断熱性能アップのメリットはずっと続くため、費用対効果がとても大きいリフォームと言えるでしょう。
光熱費の削減は結果的に地球環境の保護にもつながりますので、お子さん世代の未来を守るためにも必要なことです。
断熱リフォームの種類
続いて、戸建て住宅の一般的な断熱リフォームの種類をチェックしていきましょう。
・断熱ガラス/サッシに入れ替える
木造一戸建て住宅の断熱リフォームの中でも手軽に効果が期待できるのが、窓の断熱化です。ガラスは外壁よりも薄くて熱を通しやすいため、ペアガラスや二重窓など、断熱性能の高い設備に入れ替える効果は大きいです。
ほかの断熱リフォームのように内装の復旧が必要なく、予算に合わせて施工範囲を調整できるのも窓断熱の特徴。寒さや暑さが気になっている一部屋を丸ごとペアガラスや二重窓にすると効果が大きいためおすすめです。
【関連コラム】⇒二重窓は本当に効果があるの?気になる費用目安も大公開
・壁/床/天井に断熱材を入れる
室内の石膏ボードと外壁の間、天井裏や床下に断熱材を入れる方法は、木造戸建て住宅の断熱リフォームで比較的ポピュラーな選択肢です。
天井や床下は内装をはがさずに施工できるケースもありますが、壁裏の断熱材を入れる際は基本的に復旧工事が必要になります。
内装側から断熱材を入れる場合、お部屋ごと、部位ごとに工事を分けられるのがメリット。例えば冬の底冷えがキツイお部屋の床下だけ、滞在時間が長いリビングだけ、と予算や目的に合わせて工事範囲を調整できます。
・外張り断熱材を使う
内装を張り替えたばかり、外壁材の交換タイミングが来ているといった状況なら、外張り断熱という方法もあります。古い外壁をはがして断熱材を入れて新しい外壁を張る工程なので、内装は一切手を付ける必要がありません。
内装断熱のように荷物の片付けが必要なく、ほぼ普段と同じ生活を続けられるのも大きなメリットです。
ただし外壁は一度に全体を張り替えるものなので、外張り断熱は基本的に住まい全体が対象となります。施工範囲や予算の調整は難しいのはデメリットと言えるかもしれません。
・お風呂をユニットバスにする
冬の寒さがつらいタイル張りの在来浴室をユニットバスに交換するのも、断熱リフォームの一種です。密閉性と断熱性の高いユニットバスは、冬場の底冷えや外気の影響を受けにくく快適に入浴できます。
浴槽や天井・壁・床に断熱材を追加した製品もあり、お湯が冷めにくく光熱費の節約にもつながります。
【関連コラム】⇒お風呂を新しく快適に!千葉のリフォーム会社カラーズが解説します
断熱リフォームを安く抑えるコツ
重要度の高い断熱性ですが直接目に見えない性能なので、できれば費用を抑えたいというのが正直なところですよね…。使う材料や工事の品質を落とさずにコストを抑えるコツを実践してみましょう。
・ほかのリフォームとまとめる
多くの断熱リフォームは一度内装や外壁をはがして復旧することになるため、メンテナンスのタイミングに合わせて実施するとコストを抑えられます。
例えば外張り断熱を外壁材の寿命タイミングで実施すれば、外壁塗装や復旧のコストを浮かせることができます。壁や床の断熱材を入れる場合も、クロスやフローリングの張り替えタイミングに合わせるとムダがありません。
逆に、内外装のリフォームタイミングは、断熱リフォームを安く実施するチャンスということにもなります。該当箇所のリフォームと断熱工事を同時に行えば、品質を落とすことなくコストを抑えることができます。
・範囲を調整する
理想は住まい全体をぐるりと断熱リフォームすることですが、予算や工期の関係で難しいことも多いですよね。そんなときは、寒さや暑さが気になっている部分に施工範囲を絞って費用を調整しましょう。
まずは「キッチンの足元が寒い」「二階の寝室が夏場暑い」など、今のお住まいで感じている課題や不満をリストアップしてみてください。課題がはっきりしていると具体的にどんな工事が必要なのか分かり、予算がはっきりするため調整しやすくなります。
・補助金/助成金を使う
このあと詳しくご紹介しますが、国や市町村が用意している補助金・助成金制度も有効活用しましょう。住宅の断熱性能アップによるCO2削減は世界的に重要度の高いテーマとなっているため、多くの補助金制度が用意されています。
上手に活用すればかなりコストを抑えることもできますので、積極的に使っていきましょう。
千葉県松戸市の断熱リフォーム補助金制度
実際に千葉県松戸市で断熱リフォームを行う場合、活用できる補助金制度をまとめました。
・松戸市住宅用省エネルギー設備設置費補助金
戸建て住宅のペアガラスや二重窓といった断熱改修に対し、かかった費用の4分の1(上限8万円)を補助してくれる制度です。対象となる条件が一部屋単位なので、リビングだけ、寝室だけといった部分リフォームでも活用できます。
太陽光発電システムやエネファームなども対象工事なので、一緒にエコ設備を検討するのもいいかもしれません。
参照:松戸市(松戸市住宅用省エネルギー設備 設置費補助金のご案内)
・グリーン住宅ポイント
国土交通省が運用する補助制度で、「開口部の断熱改修」に対してポイントを発行し、商品に交換したり、追加工事に使ったりすることができます。対象となるのはガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換と幅広く、1箇所ごとにポイント数が発行されます。
発行ポイントの上限はお施主様の年齢や建物の購入など条件によって変わりますが、30万~60万ポイント。1ポイント=1円相当なので、結構インパクトの大きい補助制度ですね。
・既存住宅における断熱リフォーム支援事業
既存住宅のCO2削減を目的とした支援事業で、戸建て住宅の断熱リフォームにかかった費用の3分の1(最大120万円)が補助されます。窓や玄関ドアの交換のほか、天井・壁・床の断熱材も対象となるため、住まい全体の断熱リフォームにも活用できます。
上のグリーン住宅ポイントと同じ国の事業なので両方受け取ることはできませんが、工事範囲に応じて使い分けるのが良いでしょう。
このほかにもさまざまな補助・助成制度がありますので、ご自宅の自治体などに問い合わせてみるのがおすすめです。千葉エリア周辺のことなら、私たちカラーズにもお気軽にご相談ください。
まとめ:断熱リフォームなら一級建築士のいるカラーズへ
マイホームの快適性や経済性の向上につながる断熱リフォームは、内外装のリフォームを行うならぜひ一緒に検討したい工事です。壁紙やフローリングの張り替え、外壁のモルタルやサイディングのリフォームを考えている方は、断熱リフォームもまとめてオトクに仕上げましょう。
千葉県松戸市周辺の断熱リフォームなら、一級建築士のいるリフォーム店「カラーズ」にもぜひご相談ください。有資格者による建物診断と設計で、ご自宅の状況や予算に合わせたプランをご提案いたします。
現地調査とお見積りは無料ですので、ぜひお気軽にお声掛けください。
一級建築士によるオンライン相談会も開催しています。こちらもぜひお気軽にご活用ください。
<リフォーム・増改築・リノベーション・エクステリア>
株式会社Colors(カラーズ)
本店所在地:〒270-0027 千葉県松戸市二ツ木336-1
電話番号:047-347-7250
この記事を読んだ方におすすめ
・リフォーム前の準備と工事の流れ|千葉県の費用・期間実例も掲載
・リフォーム期間の目安と工事中の注意ポイント|千葉県の一級建築士リフォーム店が解説