タイルの古いお風呂のリフォームで暖か&キレイなユニットバスに♪
「在来工法」と呼ばれるタイルの古いお風呂からユニットバスへのリフォームは、快適性・清掃性などさまざまなメリットがあります。
今回はタイルのお風呂をユニットバスに交換するメリット、同時にリフォームしておきたいおすすめポイントを解説します。
工事の進め方やお風呂に入れない日数も紹介しますので、お風呂リフォームの参考にどうぞ。
Contents
古いお風呂の交換サイン
タイル浴室の状態はお住まいによってさまざまなので、交換時期も異なります。
下記のようなサインが表れたら、交換時期の目安と考えてみてください。
タイルのひび割れが増えてきた
固いモルタルの上にタイルを貼った在来浴室に細かいヒビはつきものですが、太めのヒビが増えてきたら交換時期のサインかもしれません。
窓回りや床・浴槽の周辺にひび割れが目立つ場合、土台や柱の腐食が進行しているケースもあります。
地震の揺れや木材のひずみもタイルひび割れの原因となり、症状が進行すると水漏れ・土台の腐食につながります。
入浴後外の基礎が湿っている
お風呂を使った後に外側に回ってみて、基礎がぬれたり湿ったりしているのも交換時期のサインです。
タイル浴室は細かいヒビから水がしみこむことは避けられないので、防水性が劣化してくるとこのような症状が見られます。
お風呂に入る前と入った後の写真を見比べたり、少し時間をおいて確認したりしてみてください。
洗面所の床がフカフカしている
お風呂と洗面所の間の床下地がフワフワしている状態も、劣化が進んでいるサインの一つです。
出入り時にかかった水でベニヤがふやけているだけなら問題ないのですが、お風呂場側の水漏れが原因で土台まで腐食しているケースもあります。
気づいたらなるべく早めに点検してみることをおすすめします。
アリを見かける
水漏れにより腐食した土台や柱はシロアリの大好物となってしまうため、お風呂場周辺でアリを見かけたら要注意です。
木材を好んで食べないクロアリの場合も、やはり湿気による木部の劣化が原因となっている可能性があります。
種類にかかわらず、お風呂場でアリを見かけたら交換時期のサインと考えてみましょう。
古いお風呂をユニットバスにするメリット
暖か快適入浴♪
ユニットバスは床・壁・天井が一体の断熱層となっていて、冬の寒さを感じにくく快適に入浴できるのが特徴です。
タイルに触れたときのヒヤッとした不快感が少なく、浴槽の温度をキープする保温オプションなども充実しています。
快適な入浴とヒートショック減少などの健康リスクを軽減できるのは、ユニットバスの大きなメリットといえるでしょう。
省エネ節約効果♪
暖かいお湯を長時間キープできるユニットバスの保温浴槽は、追い炊き回数を減らして光熱費を節約するうれしい効果も♪
お湯の無駄遣いを減らすシャワーヘッドや使いやすい水栓金具など、細かい部分のアップグレードも節約につながります。
お掃除が楽ちん♪
最近のユニットバスは室内や排水溝の清掃性にこだわった製品が多く、タイル浴室よりお掃除が楽ちんになるのも魅力的なポイント♪
髪の毛をまとめてポイっと捨てられたり、ぬめりが付きにくい表面をしていたり、少ない労力できれいなお風呂をキープできます。
段差がなくなって安全♪
タイル浴室の出入り口についている段差がなくなり、バリアフリーになるのも安全面の大きなメリットです。
高齢のご家族が使いやすいのはもちろん、お子さんの転倒リスクも軽減することができます。
デザインがおしゃれ♪
一昔前のユニットバスはホワイトやベージュ一色のシンプルなデザインが多かったですが、最近はおしゃれなデザインも増えてきています。
高級感のあるアクセントパネルやダウンライトなど、おしゃれな癒しのお風呂空間を作ることができます。
タイル浴室からユニットバスにかかる日数
一戸建てのタイル浴室をユニットバスに交換にかかる日数は4~5日間が目安です。
※お住まいの状況やユニットバスのサイズによって期間は異なります。詳しくはお気軽に問い合わせください。
1日目:解体~配管
初日は浴槽やタイルを解体し、新しいユニットバスに合わせて給排水管の位置を切り回します。
その後ユニットバスの土台を置くためコンクリート土間を打設して初日は終了です。
2日目:養生/予備日
土間コンクリートが固まるまでの養生日と、解体して土台や柱が腐食していた時の予備日となります。
建物の状況や工事内容によっては、予備日をもう一日設けるケースもあります。
3日目:ユニットバス組み立て
新しいユニットバスの床・壁・天井・浴槽を組みたてていきます。
この日はまだコーキングや接着剤が乾かないので、入浴はできません。
4日目:完成
給湯器のリモコンや浴室ドア枠などの仕上げをして完成です。
ユニットバスと一緒に検討したいオプション
手すり
若い世代の方は不要に感じるかもしれませんが、浴槽周りの手すりがあると意外と便利です。
浴槽から立つとき・またぐときにつかめる手すりは、動きの負担や転倒リスクを軽減してくれます。
後から付けると耐荷重が少なくなって余計なコストもかかるので、老後まで使うなら最初につけておくのがおすすめです。
給湯器交換
今お使いの給湯器が10年以上経っているなら、ユニットバスと一緒に交換も検討してみましょう。
もちろん壊れていなければそのまま使えますが、ユニットバスが新しくなると古いリモコンが目立つ場合も多いです。
給湯器の設計標準使用期間は10年間なので、壊れる前に交換してもそれほどムダにはなりません。
予算との兼ね合いもあると思いますが、給湯器の費用も見積もってみてください。
洗面所の内装
10年以上経った洗面所の壁紙・クッションフロアも、ユニットバスと一緒に検討してみるのがおすすめです。
お風呂が新しくなると洗面所の古さが目立つことが多く、後から「一緒にやっておけばよかった」という意見が少なくありません。
内装を張り替えたばかりなら簡易的な補修で済ませ、張り替えタイミングが来ているならぜひ一緒に見積もりを出してみてください。
ほかの水回り設備
ユニットバスリフォームでは設備工事が入るので、トイレ・洗面台・キッチンなどほかの水回り設備とまとめて工事するのもおすすめ。
ユニットバスの作業とうまく連携すれば単品工事より工事期間を短くでき、リフォーム中の在宅待機時間や使えない時間を減らせるケースが多いです。
ちょうど交換時期を迎えた水回り設備があれば、同時リフォームも検討してみましょう。
お風呂リフォームで補助金が使える?
ユニットバスリフォームでは、国や自治体が用意している補助金・助成金制度を使えるケースがあります。
- 出入口のバリアフリー化
- 手すりの設置
- 高断熱浴槽による省エネ化
タイル浴室からユニットバスへの交換で上記のような条件を満たすと、補助金の対象となる場合があります。
募集期間と工事時期が合えば活用できるケースがあるので、私たち施工店にお気軽にご相談ください。
まとめ:ユニットバスリフォームで快適な入浴タイムを♪
長年使ったタイルのお風呂をユニットバスに交換すると、快適性や清掃性アップなどさまざまなメリットがあります♪
築年数が経つほど水漏れ・土台腐り・シロアリなどのリスクも増えるので、交換サインを見つけたらまずは点検・相談してみましょう。
千葉県松戸市周辺のお風呂リフォームなら、一級建築士のいるカラーズにおまかせください。
お住まいの点検と見積もりは無料となっていますので、「ヒビが気になる」「アリを見つけた」などの心配ごともお気軽にどうぞ。
ユニットバスリフォームの実績も多数ございますので、工事やアフターフォローもご安心ください。
ご自宅からご利用いただけるオンライン相談会もございますので、お忙しい方もお気軽にどうぞ。
<リフォーム・増改築・リノベーション・エクステリア>
株式会社Colors(カラーズ)
本店所在地:〒270-0027 千葉県松戸市二ツ木336-1
電話番号:047-347-7250
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